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中学生が大学連携講座を受けました

学校行事

中学1年生 工学わくわく講座

 7月8日には、中学1年生を対象とした工学わくわく講座が開催されました。この講座は大学との連携教育プログラムの一環であり、生徒たちにとって忘れられない初めての体験となりました。

 本講座では、材料工学の視点から設定された基本形を用いながら、パスタで橋を作成します。そして、その橋に重りをぶら下げ、荷重と比強度を競い合います。生徒たちは豊洲キャンパスで大学生のアドバイスを受けながら真剣に取り組み、ものづくりの楽しさと奥深さを体験しました。

 同じ基本形であっても、生徒たちの橋には、様々な創意工夫が光りました。中には、驚くべき成果を収め、5kgを超える荷重を記録した生徒もいました。ルールの範囲内で、自分なりのアイデアを考え、創作する力は、将来の生活でも大いに役立つことでしょう。生徒たちはこのような大学連携教育プログラムを経て、目的のために工夫することの重要性を学んでいきます。

中学2年生 ロボット講座

 生徒にとっての2回目の大学訪問はロボット講座でした。ビートルというロボットを、学校でコントローラーボックスを作り、現地でビートル本体を製作してつなげるというプランです。最初にシステム理工学部の長谷川先生から「ロボットの歴史」を講義してもらい、その後、10時に製作開始。生徒たちはもくもくと目の前にあるものを作っていました。途中、分からないところは本校の先輩(ロボットマイスター)または大学生にアドバイスをもらい、15時までにはほとんどの生徒のビートルが完成しました。そしてクラス内の対抗戦、5~6名の班で一人ずつ、ビートルで障害物競争。スムーズに進むビートル、途中で止まってしまうビートルなど様々でした。そして各クラス代表がそれぞれ対戦、結果は1位D組、2位A組、3位C組、4位B組となりました。この経験から工学への興味をますます深めて欲しいと思います。

中学3年生 ものづくり講座

 7月15日、中学3年生は大学連携講座の「ものづくり体験講座」に参加しました。デザイン工学科の大学教授の専門的な指導のもとで、自分たちの興味に基づいて選択したテーマについて深く学びました。日ごろ行っているITのデザイン思考とこの素晴らしい機会を通じて、生徒たちは自身の創造性や可能性を探求し、新たな視点を得ることができたと思います。