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2022年度 SHIBAURA探究DAY 報告

学校行事

中学1年の教室での発表です

EDOMONO 江戸伝統芸能に関する発表です

中2ポスターセッションでは質問もたくさん出ました

回答もしっかりしたものです

2022年度 SHIBAURA探究DAY が実施されました。

探究(GC)のアドバイザー(パナソニック教育財団の特別研究指定校)をしていただいている東北学院大学の稲垣忠先生にコメントをいただきました。

昨年からの新カリキュラムのもと、GC(Global Communication)とIT(Information Technology)の2つの探究科目で学んできた生徒たち中学1年生、2年生のGCに関する成果報告でした。

1年生は後期に取り組んだEDOMONO、東京の伝統工芸について。江戸切子や鼈甲、銀器などの体験をきっかけに伝統工芸の抱える課題とその解決について考察した結果を動画作品にして紹介。動画づくりがとんでもなくバラエティに富んでいて、生徒たちがノリノリでつくっていたことがよく伝わる発表でした。

2年生は9月に訪問した長野県について。観光、子育て、廃校の活用、交通網、ジビエなどなど多様な切り口で地域の課題をとらえ、テーマを掛け合わせることで解決策を考える。ポスターセッションは保護者や1年生も参加し、大いに盛り上がってました。
その後の全体発表ではITの取り組みや、部活動の電子工作、高校生になるとこんな探究がんばってるよ、といった紹介も含め、学校の文化として探究すること、新しいアイデアを作り出すこと、課題解決にチャレンジすることが浸透してました。

全体の講評役でしたので、工業大学の附属らしいエンジニアリング精神にあふれていたこと、多様な探究に取り組んだことがみなさんにどう響いていくのか楽しみ、といったコメントをさせていただきました。

午後は参観に来られた他校の先生方や企業の方々に向けて学校のカリキュラムや開発チームの説明。その後の意見交換もエンドレスな様子。芝浦の探究プログラムはこちらに詳細がまとまっています。
https://sites.google.com/shibaurafzk.com/shibatan/

芝浦の強みは、どこかからの借り物の探究プログラムではなく、先生方自身で開拓し、文献や他校の実践に学び、積み上げてきたことに尽きます。「来年が完成年度としての一区切り」という言葉もありましたが、安住することなく、チャレンジし続ける先生方のチームになりつつあるように思います。

全体会の司会です

ゲストの方もたくさん来ていただきました

中2のポスターセッションです

全体会でのITの発表です