芝浦工業大学附属高等学校|スクールガイド2026
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04コンクリート構造物を長寿命化させる方法を考える強度計算シミュレーションを行いスパゲッティで「軽くて強い橋」を製作する土木工学物質化学センサーとソフトウェアを組み合わせて自律自走式のクルマを製作する一人1台のスターリングエンジンを製作する情報工学で学ぶHCI,VR/AR電気・電子工学情報工学機械工学工学部土木工学課程の伊代田教授より、土木工学の社会における役割や建築と土木の違いについて講義のあと、3種類のセメントを用いて違いを確認し、コンクリートの老化の原因である中性化の実験を行いました。構造物を長寿命化させる更なる方法について考えることができました。エ学部物質化学課程の苅谷教授による講座。折れやすいスパゲッティですが、構造によってはかなりの強度を持たせることができます。エンジニアリングシミュレーションソフトウェア「Ansys」にて強度計算シミュレーションを行い、「軽くて強い橋」を設計し、製作しました。実験や製作を通じて工学の学問領域を幅広く学びます。時にはハイレベルな理論を多角的な視点から深める附属校ならではの授業も用意しています。初学者でも、高校1年生から工学の面白さを実感できます。エ学部電気電子工学課程の安藤教授の指導のもと、センサーとソフトウェアを組み合わせ、黒いラインの上を正確に辿りながら進む自律自走式のクルマ、ライントレースロボットを製作。完成後は、クラスで競技会を開催しました。スターリングエンジンは、外からの熱によってシリンダ内の気体の圧力を変化させて動力を得る仕組みのエンジンです。システム理工学部機械制御システム学科の君島教授によるエンジンの仕組みについての講義のあと、一人1台のスターリングエンジンを製作しました。工学部情報・通信工学課程の真鍋教授より、人とコンピュータがどう関わるか(HCI)を学び、コンピュータがどのように進化してきたのかを学びました。さらに、最新のVR/ARシステムを使って、まるで未来の世界に入り込んだような体験も!過去から未来へ、技術が進化することで私たちの世界がどう変わっていくのか、みんなで考えました。工学を楽しく体感するGrade1

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