授業を通じて自分が本当に目指したい分野に気付けました芝浦で身につけた探究力を大学生活でも発揮しています14大石 珠己平間 裕康宮木 駿太朗芝浦では2年次に、芝浦工業大学の全学科の教授による「理系講座」が開講されており、大学進学後に各学科で学ぶ内容を具体的に知ることができます。高校入学当初は建築分野への進学を希望していたのですが、講座を受けるうちに土木分野への興味が強くなり、土木工学科への進学を決めました。自分の興味を明確にする機会が用意されているのは、芝浦の特徴だと思います。私は早期推薦で芝浦工業大学の入学が早めに決まったので、3年生の2学期にはカナダへ短期留学にも行きました。2年生からSUPERコースというより英語に特化した授業を受けていたものの、日常生活で英語を使うことはなかったので、留学初日から言葉の壁にぶつかり、同時に英語を話せるようになりたいと強く思うきっかけになりました。現在も、分かっている状態で授業を受けられたのはありがたかったです。他にも高3の線形代数(行列)の授業は大学でも学ぶ内容の先取りも含まれていたため、大学進学後に難易度が高くなった授業にも比較的スムーズに対応できました。私は人前で発表するのが苦手だったのですが、芝浦での授業は発表の機会も多く、今では人前に立つことの苦手意識もなくなりました。芝浦での3年間で身についたスキルの1つは探究する力です。もともと建築分野に興味があったので、建築についてたくさん調べ、可能な範囲で実際に足を運び、どのような思いで、どうやって作られているのかを調べるようにしていました。このスキルは大学進学後にも生きており、自分たちで施主の方と交流し、設計施工まで行う学生活動の場でも発揮できています。施主の方の意向や、施工を行う場所の雰囲気など要件を加味しながら、既存のものを街の人のために改修していく活動で、様々な条件の中で最適解を出していくことに面白さを感じています。芝浦での高校生活は自分の興味を思う存分伸ばせる場だと思います。理系分野の情報がたくさん得られる環境で、自分の好きなことを見つけてください。芝浦工業大学工学部土木工学科 進学芝浦工業大学建築学部建築学科 進学
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