06教科の学習を進めた先に自己調整学習があります。自立した学びには自分なりの気づきが生まれます。探究で学びを深める手段を身につけ、社会課題に目がいき、問いを立てる習慣を持つ。その過程で教科などの学習不足に気づき、学習を進める。すると教科の学習へ。学びのサイクルは生徒の成長を後押しする力になります。中学校では4クラスの学年に対して7〜8人の教員が学年担当となります。中学1年は8人の教員が各クラスの担任と副担任になり、学年全体を見ていきます。さまざまな視点から生徒を指導し、特性や個性を共有できることはお互いにメリットとなります。あまり他校にはない特色です。定期考査前の適切な時期に、適切な方法で学習計画を立て、それをもとに学習を進めることで、生徒個々が目標とする結果に近づくための一助とします。また、生徒が計画の重要性を実感することで、大学生や社会人になったとき、与えられたミッションに対して計画的に準備を進め、最終的に目標以上の結果が出せるようになることを期待しています。各学期の一定期間、授業内容の理解に不安のある生徒や、理解まであと一歩の生徒を担当教員が指名し、大学生(卒業生)のチューターに学習を見てもらいます。普段の担当教員ではなく、年齢の近い大学生から指導を受けたり、勉強の仕方を学んだりしながら、主体的に学習する習慣を身につけていきます。つながりを意識する多くの教員の目で一人ひとりを見守る教科の学習とSD、探究の学びの成長を共有する「学習計画表」自学自習を大学生チューターがサポート生徒と教員が「8人の学年団」「学びのサイクル」「学習クリニック」
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