36芝浦工業大学附属中学高等学校校長 柴田邦夫芝浦工業大学柏中高に2年、附属中高に24年勤務。学習指導部長として、学校全体の授業運営の改善に取り組み、ICT教育の土台作り、環境整備を行う。また、教務部長として、現在実施している本校独特の新カリキュラムを立案する。いつでも「わくわくする学校」さらには、「オンリーワンの魅力ある学校」をつくり、世界の芝浦を目指す。1954年 4月1954年 8月1960年 9月本校は、芝浦工業大学の附属校であることを活かし、グローバル理工系人材の育成を目指しています。大学との連携教育やSTEAM教育を通じて、ものづくりを体験し、最先端の学びに触れることで、「知る楽しさ」や「学ぶ楽しさ」を実感してもらいます。「授業第一主義」を掲げ、多くの授業において理工系の視点を取り入れ、生徒が自ら興味を持ち、主体的に学ぶことで、確かな総合力を身につける授業を展開しています。単純に数学や理科の授業時間を増やしているだけの学校とは異なります。ちなみに、数学も理科も週に4時間ずつしかありません。また、いわゆる「進学校」ではありません。受験や偏差値の向上だけを目的とした授業は行っていません。本校が育てたい総合力とは、学力はもちろん、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など実社会で求められる力を指します。総合力を身につけることが、将来の選択肢を大きく広げ、希望する進路を実現する近道となるはずです。現代では、医師や看護師も科学技術の最先端機器を扱う技術者です。弁護士もデータ分析をはじめ、多くの理工系の知識が求められています。いかなる分野においても、理工系の素養を持った人材が必要とされる時代です。本校での学びは、芝浦工業大学への進学を視野に入れたものでありますが、将来どのような道に進んだとしても決して遠回りにはなりません。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ芝浦の扉を開けてみてください。そして、自分が本当に探し求めている学校であるかをしっかりと見極め、ぜひ第一志望にしてください。多くの皆さんに芝浦の扉を開けていただけることを、心より願っています。日本有数のコレクターから寄贈されたさまざまなコレクションや資料を保管し、展示しているオープンスペースです。内装も駅や列車内の雰囲気で、鉄道ファンだけでなく多くの人に楽しんでいただける場所となります。鉄道にルーツを持つ本校と、鉄道関係への就職者が非常に多い芝浦工業大学ならではの施設です。・ 東京鐵道中学開校(麹町区永楽町1-3、鉄道省鉄道教習所内)・ 池袋の東京鉄道教習所内に移転・ 中学校として認可され、東京育英中学校となる・ 空襲により校舎焼失・ 学制改革により東京育英高等学校(定時制課程)となる・ 学校法人鉄道育英会が学校法人芝浦学園に吸収合併される合意をもとに芝浦高等学校普通科・交通科(田町)が池袋校舎内に移転・ 東京育英高等学校全日制課程(普通科・交通科)発足・ 東京育英高等学校を芝浦工業大学高等学校と校名変更・ 校舎改築詳しくはこちらをご覧くださいhttps://shibaura-rtg.com/1982年 4月・ 板橋区坂下2-2-1の新校舎に移転、・ 中学校を開設し中学高校6カ年一貫教育を開始・ 鐵中・育英・芝浦90・60・30周年記念式典を本校にて挙行・ 周年記念集合同窓会同期会を池袋にて開催・ 江東区豊洲6丁目への校舎移転を発表・ 江東区豊洲へ移転・ 芝浦工業大学中学高等学校から芝浦工業大学附属中学高等学校へ校名変更・ 高校入学生より女子生徒を受け入れ、中学:男子校、高校:共学校となる・ 中学:共学校となる・ 創立100周年2012年 10月2013年 9月2017年 4月2021年 4月2022年 4月学校沿革1922年 4月1924年 6月1944年 1月1945年 3月1948年 3月1953年 4月しばうら鉄道工学ギャラリー第一志望集まれ
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